こんにちは、えりんこです☆
昨日、姉妹店プティスープルにて、
ニュージーランドの究極の哲学を実現した孤高のカリスマ
ジェイムズ・ヴルティッチ氏を囲んでの
【プロヴィダンス】ワインメカーズディナーが開催されました。
スープルでは
本日スペシャルグラスとして、
プロヴィダンス 1999
を特別にご用意させていただきます。
何かのイベントがあった次の日はスペシャルなことが起こる
スープルが…
通常価格ではグラス¥4.000-のところを~
なんと半額 ¥2.000-
でご用意しております。
すっごくお得です。
プロヴィダンスとは…
ニュージーランド北島、首都オークランドの近くで造られている
農薬・化学肥料不使用・亜硫酸無添加、天然酵母使用、無濾過で
造られる、究極のワインと言えるでしょう!!
ニューランド北島から、プロヴィダンスのオーナー兼ワインメーカーの
ジェイムズ、ヴルティッチ氏が来て下さいました。
彼は、オークランド大学で法律を専攻し、法律事務所を構える
現役の弁護士でもあるのです。
1989年にMATAKANAに北向の斜面2haの畑を購入し、
メルロ45%・カベルネフラン45%・マルヴェック10%、シラー1500本を
栽培しています。
そんな、彼のワイン造りのお話をちょっとご紹介
彼の畑のあるMATAKANA地区の気候は乾燥し過ぎず、冬は寒すぎず、夏は暑すぎずと
彼がワインに対する、エレガントでキレイな味わい、アロマが素敵なワインを造り上げるには
最高の場所だそうです。
土壌は…
2層になっており、地上から100m辺りが火山灰粘土で水はけのとっても良い土壌
赤土から、ミネラル、鉄分がしっかり!!
ブドウの木は…
写真でもわかるように、とっても低い約1m10cm前後だそうです。
コレは地面からの地熱で温かさを木に伝えれるようにと、この高さだそうです。
彼のワイン造りとは…
この畑には、鳥よけのネットは使わず
猟師を雇い、畑の中を警備してもらっているそうです。
鳥よけのネットは、ブドウの木への日光を20%もカットされるからだそうです。
ブドウの木への日当たりが重要である事、
余分な葉は全て除去し、しっかり太陽は木に当たるように
コントロールされているそうです。
そして、糖度や酸度の検査はせず、彼自身が畑を周り、
ブドウを一つずつ食べ状態をチェックしているそうです。
収穫の際は…
2週間前に状態のよくない全てのブドウを排除します。
収穫時に収穫されたブドウは
全て1時間以内に除梗・圧搾されます。
その後4時間ごとに
果皮と果汁を混ぜ合わせ、
果皮・果帽は常に湿っている状態にしている事により
SO2の添加は必要なく、バクテリアなどの心配もいらないそうです。
醸造行程…
彼のワイン造りは昔ながらで丁寧に行われています
エレガントで味わいきれいなワインを造りたい
彼の思いがここにありました。
バスケット式プレスによって果皮・果帽と果汁を分けています。
とにかくゆっくり、ゆっくりとおっしゃていました。
これによって、果汁に余分なタンニンが出ず、
きれいでピュアな果汁ができるそうです。
そして、味わいを見ながらゆっくりと…
上からプレッシャーで圧縮するのではなく、
ほぼ自然の重みだけで行うのそうです。
これのよって普通のワイナリーではこの作業を
25分ぐらいで終わらせるようなのですが
彼は4時間かけこの作業を行うそうです。
そしてこの果汁は
新樽フレンチオーク100%で熟成されます。
滓引きの際に、空気にたくさん触れる事で
味わいにまろやかさがでるそうです。
樽の中の最後のワインは…
慎重にライトをあてながら、
樽を傾けて最後の、最後まで取ります。
大きな樽は皆の力により傾けられていました。
おっとココで時間が~
後半は また次回に…
本日スペシャルグラスにて彼のワインご用意しております。
是非ご来店お待ちしております☆