ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)にご招待いただいた
「エクスペリエンス・ナパヴァレー2014」の4泊6日の日程を
無事に終え帰国しました
今回も長編になりそうですが、まとめてみたいと思います。
まずはちょっとお勉強的なお話になりますが、よかったら
ぜひお付き合い下さいませ[emoji:v-266]
南北で最大約50キロ、東西で最大約8キロにしか満たない
小さな産地ながら、アメリカのみならず、 世界的にも
「プレミアムワイン産地」として欠かせないナパヴァレー
を実際に訪れ、テーマに沿って考察することによりその
素晴らしさを体験するという研修ツアーでした。
初日に手渡されたお勉強セットの中に入っていて、
大活躍してくれた大切な相方、立体地図。
訪れた場所、出会ったワイン、人、食事は全ては細かく書き
切れていませんが、現地発ブログにてお伝えしてきた通りです
今回ナパヴァレーについて学んだのは、まず一番に、ボルドーで
比較すると、メドック地区と作付け面積が ほぼ同様という小さな
産地でありながら、いかに「多様性」に富んでいるかということ。
土壌の種類も世界に存在するものの約半分にあたる100種類もが
ナパヴァレーには存在するそう
気候を見ても、世界でたったの2%のみという地中海性気候に恵まれ、
ヴィンテージ差が少なく安定した品質を保てるのが特長。
その中でも北と南、東西、標高、日照量などでも細かく気候の特徴が
分かれています。
…とまあこれまでにも聞いたことがある話も多かったのですが、
実際にバスで小さな産地を4日間で何度も横断、縦断したり、
標高600メートルから谷底までいろんな場所に立ち、霧が濃く
ひんやり寒い朝から日中は半袖でも暑いぐらいのジリジリとした
日差しを受け、着る服に困り…という体験なども通して「こういうことか」
と実感することができました
↑霧で何も見えない朝と。。。
↑快晴高温で山脈までくっきり見渡せる午後
そして、もう一つ特筆すべき発見は「人」
ナパヴァレーの皆様には大きな声では言えませんが、オーパスや
モンダヴィという超セレブワイナリーを有するプレミアム産地=
プライドが高い人が多いんちゃうの?という勝手なイメージを
持ってました(>_<) でも初日の最初のプログラム、サンスペリーでのウェルカムディナー ですでにそのイメージは完全に崩れました。 後編へ続く。