まずアシスタントワインメーカーのデミアンさんが、畑や土壌などの説明をして下さいました。
そして醸造所の中で、チーフワインメーカーのハンコックさんより、ワイン造り、哲学などを伺う事に。
ブルゴーニュでのワイン造りを基に、
ヨーロッパの技術と、ニュージーランドの風土の最高の組み合わせに焦点を当て、
妥協のないワイン造りをしております。
話を伺い、色々と質問をぶつけながら、色々試飲。
そこに出して頂いたのが、
まず
Hという彼の名を冠したスパークリングワイン。
飲んだ瞬間に驚き。
非常に華やかな香にシャープで引き締まり透明感溢れる仕上がり。
そしてフランスのパスカル・ジョリヴェとのジョイントのソーヴィニヨン・ブラン、
『メティス(新しい組合せの意)』
これまた、パッションフルーツの香に繊細なまとまりある仕上がり。
驚き第2弾でした。
さらにシャルドネは、フルーツたっぷりのシリアルの様な好バランスの複雑さ。
特別に2005トリニティーを。
若いうちからスマートでエレガントなワインですが、熟成すれば、さらに奥行きが深いものになります。
シラーは最上級のオマージュまで。
本当に全体的にヨーロッパの良い所、かつこの土地に、気候にあう要素を
本当に上手くとりいれ、
ニュージーランドらしさも上手く絡めて、非常に上手く仕上げております。
その後はトリニティーヒルの庭で、ハンコックさんと共に立食ランチ。
2007のテンプラニーリョをその際に開けて下さり、
これが、また格段の味わいでした。
このツアーで、最も感銘を受け、また自分のイメージが変わったワイナリーでした。
Fujitsugu