【イベントレポート】9/18(木)アデルスハイム×四天王寺はやうち

ワイン会・イベントレポート

🍷 蕎麦とオレゴンワインの夜 in 四天王寺「はやうち」

〜83歳の“オレゴンワインのおとん”と楽しむ特別ディナー〜

「蕎麦すすって、ワイン回して」――そんなユニークな夜がやってきました。
2025年9月18日(木)、四天王寺の名店「はやうち」にて、鷲谷商店ワインサロン スープル主催のメーカーズディナーを開催。ゲストには、オレゴンワインの父こと デイヴィッド・アデルスハイム氏 が登場しました!


👴 デイヴィッドさん、83歳にして現役バリバリ!

御年83歳。会場に現れた瞬間から、とてもチャーミングで元気いっぱい。
実は彼、ブルゴーニュのワイナリーで働いた“2人目のアメリカ人” なんです。
(ちなみに“1人目”は「カレラ」のジョシュ・ジャンセン氏!)

さらに、1970年代当時はオレゴンにまだ9軒ほどしかワイナリーがなく、
「誰も知らない品種を、誰も知らない土地に植える」という無謀すぎる挑戦を実行。
その後、政府にAVA(原産地呼称)を申請して ウィラメット・ヴァレーの産地呼称を確立した張本人 というとんでもない偉人なんです。

「私たちは学ぶことがあったから83歳まで続けてこられた。今回も日本に来て新しいことを学んだんです」
と笑顔で語る姿に、会場の誰もが胸を打たれました。

 


🍴 はやうちさん、初のメーカーズディナー!

「はやうち」にとってはこれが初めてのメーカーズディナー。
少し緊張の面持ちでしたが、お料理は見事な完成度!

  • 突き出し
  • 5種盛り
  • 出汁巻き&天ぷら
  • お蕎麦(せいろ or かけ)
  • わらび餅

と、最後まできっちり“蕎麦屋の心意気”を感じさせるコース。
大将の真剣な眼差しと優しい笑顔に、ワインも自然と寄り添いました。


🍇 蕎麦とワインのマリアージュ、実験してみた!

一番盛り上がったのはやっぱり“蕎麦とワインの相性”。
デイヴィッド氏も一緒に実験!

  • 蕎麦そのまま → シャルドネとは全然合わない(笑)
  • 蕎麦+塩 → 不思議とシャルドネにあってきた!
  • 蕎麦+つゆ → ピノ・ノワールと抜群に合う!

会場からは「ほんまや!」と驚きの声が続出。
“つゆに付けるとピノに合う”なんて、誰も予想できなかった発見でした。

 


💬 デイヴィッドさんのありがたいお言葉

「日本のお客様やソムリエが、ワインに合わせて料理を考えてくれるのは素晴らしい。
私は日本に“教えに”来たのではなく、“学びに”来た。
新しい発見を与えてくれた皆さんに、私の方こそ感謝しています」

その言葉に、会場は一気に温かい空気に包まれました。
83歳にしてなお「学び続ける姿勢」を貫くその姿勢こそが、オレゴンワインを世界へ広めた原動力だったのかもしれません。


🙏 イベントを終えて

歴史的な人物の生の声を聞き、蕎麦とワインの意外な相性を体験できた夜。
「はやうち」の大将にとっても、お客様にとっても、そしてデイヴィッドさんにとっても、忘れられない一夜になりました。

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

✨これからも面白いワインイベントをどんどん企画していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
📲 最新情報はインスタグラムで → @souple_shitennoji

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